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札幌芸術の森美術館【予告・2018年展覧会】五十嵐威暢の世界展

 

 2018年、札幌芸術の森美術館では日本を代表するデザイナーの一人である五十嵐威暢(1944-、北海道滝川市生まれ)の展覧会を開催いたします。

 1970年代後半から80年代にかけて、企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)需要の高まりとともに、五十嵐はサミットストアやサントリー、カルピスといった企業のロゴやプロダクトデザインを手掛けました。なかでも、建築製図用ドラフター(製図台)を用いて緻密に描かれた立体文字はデザイナー時代の五十嵐の活動を特徴づける作品であり、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品となっています。当初、平面世界で展開されていた立体文字は、やがて実際の立体作品へと変化し、パルコのサインやサントリーホール[東京・赤坂]のモニュメントへと結実します。

 1994年、五十嵐はデザインの仕事から離れ、彫刻の道に進みます。空中に描かれた書のように軽やかな「Calligraphy」シリーズ、水平線の穏やかな空気を反映した「Horizontal Feeling」シリーズ、そして花や人、葉などさまざまな有機的なかたちに木の板をリズミカルに切り抜いた「こもれび」シリーズなど、のびのびと体を動かす子どものような印象を与える作品群は、「偶然性と即興性」を重視しながら素材や手の痕跡を残したまま創りだされます。

 本展では、デザイナーとしての原点である1973年の個展から彫刻家としての現在までの仕事の変貌を示すイラスト、ポスター、プロダクト、彫刻作品を展観し、五十嵐独自のデザイン思想を紹介します。また、作家の制作現場を再現した展示・ワークショップ会場、札幌芸術の森の建築をテーマとしたインスタレーション、周辺の緑ゆたかな自然環境を活かした作品など、園内の複数エリアに展開することで、深化を続けるアーティスト・五十嵐威暢の世界の魅力に迫ります。

 

【新作制作の様子】

新作の彫刻作品の制作の様子をこちらからご覧いただけます。(外部リンク)

五十嵐威暢の世界展

 

 

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左《エクスポ’85 公式ポスター》1982

右上《カルピス ロゴ》1983

右下《明治乳業 ロゴ》1986

 

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左《予感の海へ》2007年
右《Horizontal Feeling》2008年

 

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《ゆ・ふ・る・じ》[こもれび] 

 

 

※展覧会名、会期、出品作品は変更になる場合がございます。

 

 

【予告・2018年展覧会】五十嵐威暢の世界展

会期
2018年10月2日(火)~11月24日(土)
時間
午前9時45分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場

札幌芸術の森美術館

休館日
会期中無休
主催
札幌芸術の森美術館(公益財団法人札幌市芸術文化財団)

お問い合わせ

札幌芸術の森美術館
TEL:011-591-0090

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