公開日:2026年9月25日(金)
デザイナーとして、そして彫刻家として比類ない造形世界を展開した五十嵐威暢(1944-2025)。
1973年に開催された個展「動物イラストレーション」で発表した作品群は、五十嵐の制作の嚆矢にあたります。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院を修了し帰国後まもないタイミングでの個展は、フリーランスのデザイナーとして発つという作家の決意表明であると同時に、デザインと彫刻の仕事を自在に往還した五十嵐のその後の展開を予見させるものでもありました。
現実の動物からわれわれが想起する印象や感情を、五十嵐はごくシンプルな、抽象的ともいえるフォルムで表現しています。円や直線、曲線など無駄をそぎ落とした造形要素、対象を見つめる冷静な視点、それでありながらどこかあたたかみのある表現といった五十嵐のデザイン哲学が凝集された〈動物イラストレーション〉シリーズを中心に、後年の彫刻作品をまじえ、その唯一無二の仕事を紹介します。
会 期:2026年10月10日(土)~2027年1月11日(月・祝)
休館日:月曜休館 ※ただし祝日は開館し、翌火曜は閉館 ※11月2日(月)は開館
12月28日(月)~1月4日(月)は休館
会場:札幌芸術の森美術館B展示室(観覧無料)













