更新:2021年10月27日(水曜日)
秋から冬へと季節が移り変わる中で、たくさんのマグたちが芸術の森に集まって「マグカップの森」をつくりました。
マグカップは、フタや皿が付かない、取っ手付きの円筒形カップです。
お客様に供することも多い皿付きのコーヒーカップやティーカップなどにくらべて、かしこまったところがなく、気軽に使えるパーソナルな器として、どこのご家庭や職場にもあることでしょう。
コーヒーカップよりもちょっと大きめで、コーヒーだけでなく、温かいミルク、スープ、お茶の類など、どんな飲み物にも使えます。またマグカップ用の小さめなインスタントラーメンなどもあり、おわん代わりに使うことも。マグカップは様々な時と場所、場面で使える万能の器といえるでしょう。
工芸館の常設展示ギャラリーでも、最も人気のある器はマグカップです。今回は、そんな愛されるマグカップを特集しました。北海道内で活動するクラフト作家たちが思い思いに作ったマグカップ。おなじみの陶磁器だけでなく、金属、ガラス、木など素材によって飲み物の味わいも変わってきます。どうぞ、お手に取って質感の違いや形の多彩さをお楽しみください。
なおマグ(Mug)自体がカップを表す言葉であり、さらに「カップ」をつけ足した「マグカップ」は日本独自の呼称です。
出品予定作家(五十音順)
西村 和(陶芸) ※2021年10月19日(火)より追加
※出品者は変更になることがあります。
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