札幌市南区が主催する婚活イベントみな×コン。
令和元年10月26日(土)開催となる第3回では、ここ札幌芸術の森にもご来園いただきます。
芸森では、この みな×コン のためだけに謎解きイベントを新規制作。
総勢40名の参加者は複数のグループに分かれ、園内にある諸施設に閉じ込められます。
グループ内の協力はもちろん、時にグループ間でも協力し、
密室からの脱出をお楽しみください。
2018年よりご好評いただきました謎解き野外美術館シリーズの制作スタッフが、
今度は閉鎖型の謎解きイベントをご用意し、みな×コンを盛り上げます。
参加申し込みご希望の方は札幌市南区ホームページをご確認ください。
世の中がハロウィンで賑やかな10月のある日。1台のバスが自然豊かな森の中を走っていた。40名程度の見知らぬ人たちが乗り合うバス。僕はその中から窓越しに外の風景を眺めていた。慌ただしい街の中心部とは異なる自然豊かな郊外の風景が広がる。
突然、タキシードを纏い、ジャック・オ・ランタンを被った不思議な男が目にとまった。この季節、街中でも見かけるハロウィンの仮装だと、そう思った。でもここは郊外の森の中。その違和感から、僕は男から目を離せなかった。
相手もこちらを見ている。
「仮装なんかじゃあありませんよ」
不意に隣の席から声がした。驚いて振り返ると、そこにはさっきのカボチャ男が座っていた。チラリと窓の外が見えたが、窓の外に彼はもういない。突然の出来事に声がでなかった。
「ワタシはジャック・モリー。聡明そうなアナタの目を見て少し興味が湧きました。
どうです?ちょっと遊んで行きませんか?ワタシの世界で。
もちろん、貴方だけとは言いません。このバスに乗る40名みなさんをご招待しますよ。
さぁ、準備はいいですね??」
途端に、彼の目の中が橙色に強く光った。
気がつくと僕は見知らぬ部屋の中だった。バスに乗っていた何名かと一緒に…。
場 所:札幌芸術の森園内各施設
所要時間:約1時間
難 易 度:芸森謎解きレベル 4 (NORMALレベル)
(9段階で示す相対的な難易度。数字が大きいほど難しい。過去作の謎解きレベル)
そ の 他:
・お申し込み方法、定員、参加費等は南区ホームページよりご確認ください。
・SNS等でのネタバレはお断りいたします。ご感想の投稿は問題ございません。
・当イベントの物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は実在のものとは関係ありません。
・荒天等により止むを得ず開催を中止する場合があります。ご理解のほどお願いいたします。
企画・制作:札幌芸術の森管理課
(c) 札幌芸術の森(札幌市芸術文化財団)