札幌芸術の森美術館の大規模な収蔵品展を開催いたします。
美術館は、アーティストがともした作品の輝きを、未来へつないでいます。
それは、みなさんの大切な財産だからです。
「芸森の名品」の第二回目となる本展では、札幌芸術の森美術館学芸員イチオシの収蔵品と、2010年の第一回以降新たに加わった新収蔵品を多数展示。
いつもは野外にある彫刻作品も展示室にやってきます。
そして、作品を守るために、美術館に関わる人が何をしているのかもご紹介。
それによって、美術作品を楽しみ、大切にする心を、みなさんと共有していきます。
【展示構成】
第一章 学芸員イチオシの名品
①野外彫刻がやってきた!
②人物と絵画 ―〈ひと〉のむこうに見えるもの
③森の情景 ―絵画がつむぐ北海道
④彫刻をたどる ―時の流れ、人の繋がり
⑤記憶としての建築 伊藤正と伊藤仁
第二章 名品を守る、魅せる 学芸員のお仕事
第三章 新収蔵品紹介
B展示室 平成29年度新収蔵予定作品
【関連事業】*情報が確定次第随時更新します
まちなかコンサート~南区~ いくつもの夜を越えてみる景色
小野健悟氏(サックス)、忍弥氏(津軽三味線)、小杉龍画氏(タップダンス)を招き、展示室内で、展示作品をイメージした楽曲の演奏を行います。
札幌市民交流プラザ開設準備室との連携事業。詳細は札幌市民交流プラザのページへ。
日程:3月24(土)①11:00~ ②13:30~ 各回50分程度
場所:展示室内
料金:無料(ただし展覧会チケットが必要)
*予約不要
ギャラリーツアー 学芸員が語る名品の魅力
展示室にて、学芸員が展示作品について解説します。4人の学芸員が各回1人ずつ登壇し、それぞれの視点で選んだ名品について熱く語ります。
日程:第一回 3月11日(日)14:00~ 「森の情景―絵画がつむぐ北海道」佐藤弥生
第二回 3月18日(日)14:00~ 「彫刻をたどる―時の流れ、人の繋がり」坂本真惟
第三回 3月21日(水・祝)14:00~ 「人物と絵画―<ひと>のむこうに見えるもの」平井菊花
第四回 3月24日(土)15:00~ 「野外彫刻がやってきた!/記憶としての建築 伊藤正と伊藤仁」梅村尚幸
各回30分程度
場所:展示室入口集合
料金:無料(ただし展覧会チケットが必要)
*予約不要
美術作品収蔵庫ツアー
普段は非公開となっている美術作品収蔵庫をめぐります。日ごろ収蔵品がどのように保管され、手入れされているのかを明らかにします。
日程:第一回 3月10日(土)14:00~
第二回 3月25日(日)14:00~
各回30分程度
場所:美術館ロビー集合
料金:無料
*予約不要(ただし希望者多数の場合順番待ちとなる可能性があります)