公開日:2022年1月15日
更新日:2022年1月25日
「札幌芸術の森美術館コレクション選 新収蔵作品展」を開催いたします。
札幌芸術の森美術館では、1990年の開館以来、購入や寄贈を通じてコレクションを着実に充実させ、現在では1,700点を超える作品を収蔵するにいたっています。
コレクションは、絶え間ない作品調査・収集によって形作られ、美術館活動の根幹となるかけがえのない文化資源です。
これまでに、油彩、彫刻、水彩・素描、日本画、版画、写真、部族芸術、工芸、デザインと多様なジャンルの作品を収集してきました。
今年度は新たに17作家45点の作品を収蔵しました。本展では、その中から5名の作家の作品を展示し、3名の作家については、近年の既収蔵作品とともにご紹介します。
異なるジャンルの作家たちが独自の表現を追い求める姿勢やまなざしには、通底するものが感じられます。
コレクションの共演から、それぞれの創作の一端をお楽しみいただければ幸いです。
【出品作品】
(敬称略、すべて札幌芸術の森美術館蔵)
- 小林重予《ゆるやかにちかづきたい》1997年、木、銅、真鍮、綿、羽、ナイロン、ガラス、アルミニウム箔、モデリングペースト、ラッカー、アクリル絵具(令和3年度収蔵予定作品)
- 笹山峻弘《ラダック》2002年、紙本彩色(令和3年度収蔵予定作品)
- 浜西勝則《接合“○□△”》1977年、メゾチント、紙(令和元年度収蔵作品)
- 浜西勝則《Game-移行No.4》1980年、メゾチント、紙(令和3年度収蔵作品)
- 舟越 桂《静かな鏡のために》1987年、ドライポイント、ハーネミューレ紙(令和3年度収蔵作品)
- 舟越 桂《静かな鏡より ステート1》1990年、ハードグランド・エッチング(平成30年度収蔵作品)
- 舟越 桂《砂漠で見る夢》2005年、ダイレクトグラビア、エングレービング、ドライポイント、紙(令和3年度収蔵作品)
- 李 禹煥《遺跡地にて 1》1984年、リトグラフ、アルシュ紙(令和元年度収蔵作品)
- 李 禹煥《遺跡地にて 2》1984年、リトグラフ、紙(令和3年度収蔵作品)
- 李 禹煥《スペースプランニング》1985年、シルクスクリーン、紙(令和3年度収蔵作品)
■ご来場の皆様へのお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止及び予防の対策を講じます。
- 美術館内は必要に応じ換気や消毒作業を実施いたします。
- 美術館内に消毒液を設置いたします。
- ご入館時に検温を実施いたします。
- スタッフはマスク着用させていただきます。
- トイレに設置しているハンドドライヤーの使用を停止しております。
ご来場のお客様におかれましても感染予防および拡散防止にご協力お願いいたします。
皆さまのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 発熱や咳などの症状がある、体調がすぐれない、または海外からの帰国後14日以内の場合はご来場をお控えください。
- 必ずマスクを着用してご来場ください。また、飛沫防止のため、マスクの着用をせずに会話、発声をすることはお控えください。
- こまめな手洗い、手指の消毒をお願いいたします。
- 会場内で体調が悪化した場合は、お近くの会場スタッフまでお申し出ください。
- 混雑状況により入場をお待ちいただくことがあります。
- 館内では十分な間隔をとってご鑑賞ください。
【連絡先記入のお願い】
会場で新型コロナウイルス感染症が発生した場合に
公的機関および参加された皆様への連絡を速やかに行うため、
入場口にて連絡先記入のご協力をお願いいたします。
記載用紙を事前にダウンロードいただけます。
記載の上、ご持参いただけますとスムーズにご入場いただけます。