大型製材機安全講習会の開催について
札幌芸術の森木工房では、大型製材機(大型帯鋸盤・横引き丸鋸盤・縦挽き丸鋸盤・手押し鉋盤・自動鉋盤)のご利用については、訓練を経て一定の技量に達している方のみに利用を認めております。
しかしながら、長年の利用の中で使用方法が自己流になってしまったり、安全確認がおざなりになってしまうことがあります。また、利用から久しく離れることで作業手順が覚束なくなってしまったり、さらには、加齢による筋力や視力の衰えに応じた利用を進めていく必要も感じているところです。
これらの状況を踏まえ、木工房では作業事故予防の観点に立った安全教育体制を整理し、令和6年4月より、毎月、大型製材機安全講習会を開催することといたしました。
この講習会では大型製材機の安全な使用方法を確認し、日ごろの使用を点検いただく機会にしたいと考えており、年1回以上の受講を当工房大型製材機の利用条件として定めさせていただきます。令和7年4月以降の大型製材機のご利用にあたっては、前年度内または直近1年以内における講習会受講実績がなければ、ご利用いただけませんので予めご案内いたします。
<講習会受講について>
※当日は必要な持ち物はありません。
※札幌芸術の森木工房に設置している大型製材機5台について、木工房で安全に使っていただくための使用方法や留意点などを講義と実技を交えて研修していただきます。当木工房の大型製材機は、木工所などにある専門的な機械です。基本的に一般の利用者が使用する機械ではありませんので、お仕事などで同等の機械の使用経験がある方のみ受講可能といたします。従いまして新たに機械の使い方を学びたいという方は対象外となりますのでご了承ください。
※講習会は毎月3名定員で行っていますので、大型製材機をご利用予定の方は早めの受講をお願いいたします。
※令和7年度から、講習会を受講していない方の大型製材機のご利用はお断りさせていただきます。