公開日:2026年4月11日(土)
2025年に戦後80年という節目をむかえ、近年、北海道の画家たちが戦時中どのように制作をおこなっていたのか調査研究が進展しています。画材が配給制となり「美術報国」というかたちをとらなければ十分な制作ができなかった時勢下、軍の委嘱による公的な作戦記録画をはじめとして、報道、慰問などさまざまな形態で軍と関係し制作をおこなっていた例は少なくありません。
本展では、能勢眞美(1897-1982)と、国松登(1907-1994)の2名の画家に焦点をあてます。1945年7月、国松に能勢、大月源二を加えた3名の画家は、陸軍からの依頼を受け軍属として千島列島にわたります。約一か月という短い滞在期間ながら、能勢と国松は部隊の日常生活、慰問の様子、千島列島の自然などを活写した多くの従軍スケッチを残しました。2024年に当館に寄贈された能勢眞美の従軍スケッチ群から、この1945年の千島滞在時に制作されたと推定されるものを厳選し、遺族が保管していた国松登による素描や関連作品とともに構成します。
会 期:2026年4月29日(水・祝)~6月28日(日)
休館日:5月25日(月)のみ













