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アートホール工芸館札幌芸術の森美術館野外ステージ札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)

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札幌国際芸術祭2017 公式サイト

http://siaf.jp/

内容・料金等についてのお問合せ先:011-211-2314(札幌国際芸術祭実行委員会 事務局)


 展示   ¥  a

「NEW LIFE : リプレイのない展覧会」

会期:8月6日(日)–10月1日(日)

会場:札幌芸術の森
   美術館〈クリスチャン・マークレー、刀根康尚、鈴木昭男〉、野外美術館〈藤田陽介、鈴木昭男〉、
   工芸館〈EYƎ〉、有島武郎旧邸〈鈴木昭男〉

時間:9:45–17:30(最終入場17:00)※9/1(金)以降 9:45–17:00( 最終入場16:30)

休館日:無休

 

札幌国際芸術祭2017札幌芸術の森会場は、点在する建物とともに、野外美術館も含めた広大な森全体を使って展開します。
芸術の森美術館には、世界的に最も注目される現代美術のアーティストの一人であり、ターンテーブルなど録音メディアを使った演奏の先駆者であるクリスチャン・マークレーと、前衛芸術家として60年代から伝説的な活動を展開してきた刀根康尚。工芸館には、ロック・バンド、ボアダムスの中心人物として知られ、ビジュアル・アーティストとしても各界に大きな影響力を持つEYƎ。森の中には、サウンド・アートの先駆者であり、場と音についての独自の探求を続けてきた鈴木昭男と、森羅万象を楽器として音響空間を生み出してきた藤田陽介がそれぞれ作品を設置。いずれも音を表現の入り口として、唯一無二の活動を続けてきたアーティストたちです。
光を闇の存在によって浮かび上がらせるように、彼らは、過去の時間を蘇らせる手段としてのメディアの機能を問い直しながら、いま、ここにしか存在しない感覚の領域へと分け入って行きます。彼らの作品を通して、「再生」という言葉が、単なる過去の再現ではない、その都度現れる鮮烈な生の瞬間の連環として捉え直されたとき、「展覧会」という形式も、共有のための新しい環境として更新されていくはずです。

 

アーティストプロフィール

クリスチャン・マークレー〈スイス/米国〉
CHRISTIAN MARCLAY

30年以上にわたり、彫刻、映像、写真、コラージュ、音楽、パフォーマンスなど多様なメディアの作品を制作し、視覚と聴覚との結びつきを探り、その作品は世界各地で展示されている。ボーカリストのデヴィッド・モスとのデュオとして、1987年に初の日本ツアーを行い、以降は日本でも定期的にビジュアルワークを展示。第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)において24時間に及ぶ映像作品《The Clock》を展示し、金獅子賞を受賞。同作品は2010年のロンドンでのプレミア以降、世界20カ所以上の会場で展示されている。サウンド・コラージュを作り出すターンテーブル演奏のパイオニアであり、1979年以降、ソロ活動のほか、ジョン・ゾーン、エリオット・シャープ、大友良英、バッチ・モリス、シェリー・ハーシュ、オッキョン・リー、マッツ・グフタフソン、リー・ラナルドなど、数多くのミュージシャンとコラボレーションしている。

 

刀根 康尚 〈米国〉
TONE YASUNAO

1935年生まれ。作家、批評家、作曲家。1960年代初頭、「グループ・音楽」を共同で設立。1962年よりフルクサスで活動。1972年より渡米、ニューヨークやヨーロッパにおいて電子音楽の実験的な動向を巻き込みつつ、数々の重要なイベントを主催、参加する。「パラメディア・アート」という概念を提唱、作曲家として、電子音楽、コンピューターシステム、映画、ラジオ、テレビ、環境芸術といった多様な領域で作品を発表。これまでに、ニューヨークのキッチン、ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、バルセロナ現代美術館などでコンサートを開催。第44回ヴェネチア・ビエンナーレ(1990年)、From Postwar to Postmodern: Art in Japan 1945-1989(ニューヨーク近代美術館、2012年)、横浜トリエンナーレ(2001年)などに参加。アルスエレクトロニカでゴールデンニカ(最優秀賞)、Foundation for Contemporary Artsの音楽部門受賞。

 

EYƎ〈日本〉

80年代初頭より重機などを用いたパフォーマンスで注目を集めた後、1986年、ボアダムスを結成。ソニック・ユースとの共演をきっかけに米国に進出、世界的なアンダーグラウンド・シーンに影響を与える。以降現在まで、ボアダムスの中心メンバーとして実験的なパフォーマンスを展開、2007年にはニューヨークで77名のドラマーとともに「77 BOA DRUM」、2008年にはロサンゼルスで「88 BOA DRUM」を開催。個人名義では、大友良英のユニット「GROUND ZERO」に参加したほか、ジョン・ゾーン、ビル・ラズウェルなど多数のアーティストと精力的に共演、DJとしても活躍。ヴィジュアル・アーティストとしては、BECKの『Midnite Vultures』(1999年)のジャケット・イラスト制作で知られるほか、『NANOO』(1996年)、『ONGALOO』(2006年)などの画集を出版、P.S.1など世界各地の展覧会にも参加。大竹伸朗とのユニット「PUZZLE PUNKS」としても活動している。

 

藤田 陽介〈日本〉
FUJITA YOSUKE

http://fujita-yosuke.moo.jp

広島県生まれ。香川県出身。音楽家。2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。その自作パイプオルガンと声(ホーメイやイヌイットの特殊歌唱など)を主軸に、水や火、生物から新しい音を見出すことに関心を持ち、常に多様なメディアや事象を音楽に取り込んでいる。ソロの活動を中心に、EY E (ボアダムス)とのコラボレーション舞台「メモリーム」や、山川冬樹との公演「カントリー・ジェントルメン」など、コラボレーション・ワークも多数。映画音楽やアニメーション音楽の制作、サウンド・インスタレーションといった展示活動など、あらゆる領域で作品を発表する。

 

鈴木 昭男〈日本〉
SUZUKI AKIO

http://www.akiosuzuki.com

1941年生まれ、京都府京丹後市在住。1963年より「自修イベント」としての独自の探求をはじめる。1970年にエコー音器ANALAPOSを創作。1978年、フェスティバル・ドートンヌ・パリを機に「コンセプチュアル・パフォーマンス」を始める。1988年、子午線上の京都府網野町で「日向ぼっこの空間」 を発表し、一日自然の音に耳を澄ます。1996年に開始した街のエコーポイントを探る「点音(おとだて)」プロジェクトを世界30 都市以上で開催。日常のさまざまな素材から音を導き出しての演奏でも知られ、即興演奏家とのコラボレーションも多い。ドクメンタ8(ドイツ、1987年)、ドナウエッシンゲン現代音楽祭(ドイツ、1998年)、大英博物館(イギリス、2002年)、ザツキン美術館(フランス、2004年)、 AV・フェスティバル(イギリス、2014年)など、世界各地の美術展や音楽祭に招待されている。

 


 

 ライブ   ¥ 

マレウレウ祭り in SIAF2017

~目指せ100万人のウポポ大合唱~

開催日:9月3日(日)

時間:開演14:00

料金:2,500円

会場:札幌芸術の森 野外ステージ

出演:マレウレウ、OKI、大友 良英、原田 郁子、鄭捷任、陳建年、吳昊恩、章素琳、荻部絲

助成: 台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

 

2011年よりスタートした、マレウレウが主体となりゲストアーティストを迎えての音楽フェスティバル「マレウレウ祭り」は、「目指せ100万人のウポポ大合唱」というサブタイトルを掲げ、年に一回をベースに開催されています。SIAF2017では、日本からOKIと原田郁子、台湾から原住民族のアーティストの鄭捷任、陳建年、吳昊恩、章素琳、荻部絲を迎えます。さらに、大友良英も参加し、今回のみのスペシャルセッションが実現します。観客を巻き込んだライブ・ウポポ(アイヌの伝統歌)のワークショップも開催予定です。

 

アーティストプロフィール

マレウレウ〈日本〉
MAREWREW

http://www.tonkori.com

アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループ。さまざまなリズムパターンで構成される、天然トランスな感覚が特徴の輪唱など、アイヌROOTSのウポポを忠実に再現する貴重なアーティスト。2010年、活動を本格化。NHK(Eテレ)の人気子供番組『にほんごであそぼ』や、『妄想ニホン料理』への出演、ワールドミュージックの世界的な祭典Womad(イギリス)をはじめとするヨーロッパ公演など、国内のみならず海外でもその活動が注目されている。マレウレウはアイヌ語で「蝶」のこと。

 


 

 ライブ   ¥ 

アジアン・ミーティング・フェスティバル2017
札幌スペシャル

開催日:9月23日(土・祝)・24日(日)

時間:23日(土・祝)17:00~19:00

   24日(日)  15:00~17:00

料金:2,000円(パスポート提示で入場無料)

会場:札幌芸術の森 大練習室

出演:dj sniff、ユエン・チーワイ ほか

スペシャルゲスト:灰野 敬二(23日)、 オーレン・アンバーチ(24日)

主催:札幌国際芸術祭実行委員会 / 札幌市、国際交流基金アジアセンター

共催:P3 art and environment

 

日本とアジアのミュージシャンをもっと交流させたいという思いから、大友良英が2004年に始めた「アジアン・ミーティング・フェスティバル」。
2014年からは「アンサンブルズ・アジア」*の一部門として、シンガポールのユエン・チーワイと香港在住のdj sniffがキュレーションに加わり開催され、
実験音楽・即興音楽・ノイズの分野におけるアジア有数のフェスティバルとして知られています。2017年もアジア各地からアーティストが来日し、福岡、京都、
仙台での公演を経て札幌で一大フィナーレを迎えます。札幌公演では、地元のアーティストも参加するほか、スペシャルゲストに灰野敬二とオーレン・アンバー
チを迎え、二日間にわたって様々な組み合わせや編成での演奏を行います。また、7月には実験音楽に触れるためのワークショップを開催する予定です。
http://asianmusic-network.com
*国際交流基金アジアセンターとP3 art and environmentが共催する、アジアの新たな音楽の可能性を世界に発信するプロジェクト。http://ensembles.asia

 

アーティストプロフィール

dj sniff〈香港〉

http://www.djsniff.com

1978年生まれ。ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター。オランダ、アムステルダムのSTEIM電子楽器スタジオで長年アーティスティックディレクターとしてリサーチ、キュレーション、レジデンシープログラムを任され、100以上のコンサートプログラムおよびアーティストプロジェクトを企画 / 製作。演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽 / インプロビゼーション / 電子音楽の分野で活動。これまでにCTM Berlin、Warsaw Autumn、Flow FestivalHelsinki、REDCAT LA、March Meeting Sharjah、Jazz em Agosto Lisbon、台北TranSonic、Platforma Moscowなどへ参加するほか、世界中のレーベルから作品をリリースしている。現在は香港に拠点を移しアンサンブルズ・アジア / アジアン・ミュージック・ネットワークのプロジェクトディレクターと香港城市大學創意媒體學院で客員助教授を務めている。

 

ユエン・チーワイ〈シンガポール〉
YUEN CHEE WAI

http://www.theobservatory.com.sg

シンガポールを中心として活動している音楽家、芸術家、デザイナー。即興的な創作を通じて、音やイメージ、言葉との関係を探求している。2008年に、大友良英(日本)やリュウ・ハンキル(韓国)、ヤン・ジュン(中国)とFEN(Far East Network)を結成。FENでの音楽活動は、アジア間での学際的な共同創作に焦点を当てている。アンサンブルズ・アジア/アジアン・ミュージック・ネットワークでは、共同ディレクターとして、アジアン・ミーティング・フェスティバルに参加。東南アジアとの結びつきを強めることで、数多くの東南アジアと世界中のミュージシャンとの新しいコラボレーションの橋渡しを成功させてきた。また、シンガポールの前衛的・実験的なロックバンド「TheObservatory」の中心メンバーとしてギター、シンセサイザー、エレクトロニクスを担当。現在までに10枚のアルバムをリリースしている。

 

23日スペシャルゲスト

灰野 敬二〈日本〉
HAINO KEIJI

http://www.fushitsusha.com

1952年千葉県生まれ。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成、ハードロックにまったく新しい強力で重層的な次元を切り開く。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、静寂、Vajra、サンヘドリン、Nazoranai、Hardy Soulなどのユニット、Experimental Mixture名義でのDJ、セッションや他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、各種管弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を研ぎ澄まされた身体性と独自の演奏技術で極限まで引き出し生み出される比類のない音は、超越なきシャーマニズム、荒れ狂う知性と認識に満ちている。170点を超える音源を発表し、確認されただけでも1500回以上のライブ・パフォーマンスを行っている。

 

24日スペシャルゲスト

オーレン・アンバーチ〈オーストラリア〉
OREN AMBARCHI

http://orenambarchi.com

アンバーチの音楽は電子音楽 / 即興音楽 / ミニマルリズム、シンプルを装いつつ時間を宙づりにするようなモートン・フェルドマンやアルヴィン・ルシエの作曲作品、そして極限までに削ぎ落とされ、減速させたロックミュージックの境界線に潜む、拡張された歌だと言える。これまでにフェネズ、灰野敬二、ジョン・ゾーン、メルツバウ、ジム・オルーク、鈴木昭男、エヴァン・パーカーなど多くのアーティストとコラボレーションをしている。2001年より欧州、北米、日本を中心にツアーを続け、大きなフェスティバルで演奏をしている。数多くの作品をリリースし、2014年のアルバム『Quixotism』はThe Wireのトップ50、PitchforkのExperimental Artist Of The Yearに選ばれた。

 


 

 ¥  パスポート(会期中、有料会場に何度も入場できるチケットです。)

前売券( ~8/5)

一般 1,500円(当日券より700円もお得!)| 市民・道民 1,300円(早割(5月31日まで)1,200円)| 高校・大学生 700円

 

当日券( 8/6~10/1)

一般 2,200円| 市民・道民 1,800円| 高校・大学生 800円

 

団体割引券( 20名以上)

一般 1,700円| 市民・道民 1,700円

 

※中学生以下は無料です(一部、会場を除く)。※障がいのある方及び介助される方1名は無料です(会場窓口で障害者手帳などを提示)。
※代金お支払い後の変更、払い戻し、再発行はいたしかねます。※一部の会場では、別に料金が必要となります。

 

 ¥  札幌芸術の森 個別鑑賞チケット(1回のみ入場できるチケットです。)

一般 1,100円| 団体( 20人以上) 900円
高校・大学生 600円| 団体( 20人以上) 500円

※前売券の販売はありません。会期中、会場にて販売します。

 

パスポートの取扱場所などチケット情報の詳細は札幌国際芸術祭2017公式ウェブサイトでご確認ください

http://siaf.jp/passport-ticket

 

内容・料金等についてのお問合せ先:011-211-2314(札幌国際芸術祭実行委員会 事務局)

札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)

会期
2017年8 月6 日(日)~10 月1 日(日)
主催
札幌国際芸術祭実行委員会、札幌市

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