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野外美術館終了:いっしょにつくろう×スリーディー

公開:2021年5月13日(木曜日)

更新:2021年7月14日(水曜日)

タイトル「いっしょにつくろう×スリーディー」

イベント概要

 ドラえもんを想起させるこのオブジェは、同展出品作家・渡邊希(わたなべ のぞみ)さんの漆を素材とした作品、《スリーディー》を発端に制作されました。《スリーディー》は乾漆の技法を用いドラえもんを表現した立体作品で、具体的な表情はなく、作品を観る人それぞれのドラえもんを投影することが作品のコンセプトとなっています。このドラえもん型の立体作品の造形をそのまま10倍に、高さ2メートルに巨大化させた、このオブジェもまた同様に表情がありません。

 4月29日、「THE ドラえもん展 SAPPORO 2021」のオープニングに合わせ、参加者が一緒にオブジェを完成させるワークショップ「いっしょにつくろう×スリーディー」を行いました。参加したのは、100人の子どもとおとな達です。参加者は自然の中に置かれたオブジェを眺めながら、ドラえもんに叶えて欲しい夢、あんなことができたらいいなという空想、今の世の中に対する願いなど、ドラえもんとのび太が描かれたシールの吹き出しに、ドラえもんに寄せる「夢」を自由に書き込みオブジェに貼りつけました。シールの吹き出しを通じ、ドラえもんの世界に参加することで、作品に関わっていったのです。この過程は、オリジナル作品《スリーディー》のコンセプトにも通じます。みんなの夢が寄せられ、オブジェはみんなのドラえもん作品として完成を迎えました。

スリーディー展示風景・シールデザイン

当日の様子

画像「当日の様子」

 

オブジェ製作に参加した方々の紹介

渡邊希さん顔写真

渡邊 希さん

漆造形家。

オブジェの発端となる漆を素材とした作品《スリーディー》を制作。

遠藤木型顔写真

株式会社遠藤木型・遠藤さん

鋳造用木型から造形物用の型、木製品などを製作する会社。

オブジェの形を忠実に再現。

北新化工顔写真

北新化工有限会社・栢谷さん

FRP製品の製造・防水・補修・造形等を行う会社。

オブジェの表面加工・塗装を担う。

製作過程

1.企画・監修

矢印

北海道からただ一人、ドラえもん展に出展した造形作家の渡邊希さん。

地元、札幌での開催に「ここだけの特別な企画を!」と力を貸してくださいました。

巨大なオブジェを製作し、広大な自然の中に設置する方法を検討していく中、渡邊さんから遠藤さん、遠藤さんから栢谷さんと、協力の輪が広がりました。

1.企画・監修
2.成形

矢印

モニュメント製作にも力を入れている遠藤木型さんの工場で成形が行われました。

本展出品作である《スリーディー》の現物作品を3Dスキャンし、3Dデータ化を行いました。原型の造形を忠実に、およそ10倍・高さ2メートルへと拡大しNCルータに切削データを読み込み、ベースとなる発泡スチロールを削りだします。

ただの四角い発砲スチロールからドラえもんの形が現れました。

2.成形

3.塗装・設置

矢印

屋外に設置するために、塗装の方法が検討されました。FRP(繊維強化プラスチック)を貼り込み、表面を滑らかにした後、塗装を施しました。

塗料の色は、渡邊さんの《スリーディー》に合わせるために、入念に色合わせを行いました。強度も増し、雨にも負けないオブジェの完成です。

3.塗装・設置
4.ワークショップ

 

渡邊さんが描いたドラえもんとのび太のイラストでオリジナルのシールを作成しました。このシールにみんなが夢を書き込み、オブジェに貼りつけます。

100人分の夢とともに、オブジェは完成しました。

4.ワークショップ

 

インタビュー

Q1.今回の企画への参加について、きっかけを教えてください。

渡邊希さん

ドラえもんを通して、幼い頃の原体験を思い出し、自分の子供と一緒に共感し合えることが、

世代を超えて愛されるドラえもんの魅力だと思います。

それを象徴するようなイベントになるであろうと考えました。

遠藤木型

渡邊希さんからこの企画について相談があり、その熱意に押され弊社でもお手伝いができればと思いました。

札幌や北海道の子供たちに、地元にある小さな工場でもドラえもんと関わり、

大きなオブジェを製作できることを知ってもらえると嬉しいです。

息子はドラえもんが大好きです。ドラえもん展に連れて行きたいと思っていました。

この企画に関わることで、製作の様子を見せたり完成したオブジェを見せて

「パパが作ったドラえもん」と伝えたかったことも理由の一つです。

北新化工有限会社

今回の企画は遠藤社長にご紹介いただき実現できたものです。まずは遠藤社長に感謝いたします。

ドラえもんは僕も小さいころから馴染みがあり、今は自分の子供たちがよくテレビで見ています。

世代を超えて愛されるドラえもんが発端となったオブジェの製作に携われることは

非常にありがたいことであると感じ、引き受けました。

 

Q2.ドラえもんに叶えてもらいたい夢は何ですか?

渡邊希さん

ドラえもんと暮らしたい。

遠藤木型

タイムマシーンを出してもらいたいです。

色々な歴史が本当なのか見に行ったり未来どうなってるのか見に行きたいです。

今はコロナが早く収束して、多くの人がドラえもん展に行けるような道具を出してほしいです。

北新化工有限会社

一生健康な体がほしい。

 

Q3.その他なにかメッセージがあればお願いします。

渡邊希さん

丘の上まで登りながら、現実にドラえもんと関われる悦びに期待を膨らせました。

たくさんの夢を集めたドラちゃんは、国民的キャラクターのパワーを煌々と放っています。

完成したオブジェを眺めるお客さまも加わることで、構想を越えた場になってくれると願っています。

 

オブジェの様子

ドラえもんオブジェ写真

展示詳細について

展示場所:札幌芸術の森野外美術館

観覧料:野外美術館入館料(個人/大人700円 シニア(65歳以上)560円 中学生以下無料)

【展示延長のお知らせ】

「いっしょにつくろう×スリーディーin野外美術館」は以下のとおり会期を延長いたします。

6月21日(月)~7月3日(土)9:45~17:30

※美術館にて開催する「THE ドラえもん展 SAPPORO 2021」は6月27日(日)閉幕です。

 

オブジェに寄せられた夢

 

・ぼくのゆめはそうりだいじんになることです。

・お願い!ゆめをかなえてドラえもん

 アナウンサーになって、テレビに出れますように。

 おもしろいことをしてテレビに出れますように。

・健康で楽しい老後を過ごせますように

・子どもたちが夢をもてる世界!!

・世界のみんなと仲よくなりたいな~♪

・マスクがなくても「もう大丈夫」な日が早くきますように!!

 元の生活に戻りたい!

20年以上ドラえもんに寄り添ってもらっている!ありがとう。

 今後もよろしく!私は一級建築士になる!!

犬アレルギーがなくなって、をたくさんかえますように!!

ドラえもんのひみつのどうぐぜんぶほしい

コンピューターペンシルがほしい!

・ドラえもんとを飛びたい

これからの子どもたちのそばにもいつもドラえもんがいてくれますように!!

 たくさんの思いやりで世界が平和でありますように!!

が大きくなりたい あしがはやくなりたい あたまがよくなりたい

 がうまくなりたい おかねもちになりたい

・もしもボックスかソノウソホントを使って新型コロナウイルスを終息させてください

・タイムふろしきで若返って、グルメテーブルかけてカツ丼たくさん食べたいなあ…

100歳フルマラソン完走

みんなとおともだちになれますように

アニメの推しが現実に出てきますよーに☆☆

家族3人で豊かで笑顔健康溢れる生活をしています。作家になりました。感謝

みんながのびのびくらせますように

etc...

みんなの夢がかないますように

終了:いっしょにつくろう×スリーディー

会場

札幌芸術の森

主催
札幌芸術の森(公益財団法人 札幌市芸術文化財団)

お問い合わせ

札幌芸術の森 管理課:011-592-5111

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