札幌芸術の森木工房では、令和7年度より大型製材機(大型帯のこ盤、横挽き丸のこ盤、縦挽き丸のこ盤、手押しかんな盤、自動かんな盤)の利用については、木工房の安全管理のため、「大型製材機安全講習会」を受講いただいた方のみにご利用いただけることとしています。
なお、大型製材機ご利用の承認期限は、同講習会受講年度の翌年度末までと定めさせていただいております。
例)【受講日】令和7年8月1日→【承認期限】令和9年3月31日まで
〈当講習会開催の経緯について〉
札幌芸術の森木工房では、昨年度まで大型製材機(大型帯のこ盤、横挽き丸のこ盤、縦挽き丸のこ盤、手押しかんな盤、自動かんな盤)のご利用については、訓練を経て一定技量に達している方のみに利用を認めております。
しかしながら、長年の利用の中で使用方法が自己流になってしまったり、安全確認がおろそかになってしまうことがありました。また、利用から長く離れることで作業手順が覚束なくなってしまったり、加齢による筋力や視力の低下もあり、利用において危険が感じられる状況も見られます。
これらの状況を踏まえ、木工房では作業事故予防の観点に立った安全教育体制を整理し、令和6年4月より、毎月、大型製材機安全講習会を開催することといたしました。
この講習会では大型製材機の安全な使用方法を確認し、日ごろの利用状況を点検いただく機会にしたいと考えており、承認期限内に1回以上の受講を木工房大型製材機の利用条件として定めさせていただきます。
なお、講習会の内容につきましては、芸術の森木工房における大型製材機の利用に限ったものとさせていただきます。
※業務等で同等の機械の使用経験がある方のみを受講対象とし、新たに大型製材機の使い方を学びたいという方は対象外です。
※講習会を受講いただいても安全上の観点から利用を承認できない場合がございますので、予めご了承ください。
※講習会は毎月3名定員で行っているため、大型製材機をご利用予定の方は早めの受講をお願いいたします。
〈内容〉 講習会時間10:00~16:00(12:00~12:45 昼休憩)
10:00~12:00 座学(ヒヤリハット事例の検証、リスクアセスメント演習)
12:45~16:00 実技(2×4材を使った製材)
※実技用木材は木工房で用意します。
〈服装〉 袖締り、裾締りのよい長袖、長ズボンで機械作業に適した服装
※半袖、半ズボン、サンダル、ヒール、かかとの覆われていない履物については受講不可
〈持ち物〉 昼食(昼休憩は45分間を予定しています。お食事はクラフト工房ロビーにてご利用いただけます。)
※当日は、持ち込み木材での作業はできません。