「札幌芸術の森」の概要
札幌芸術の森は、北方の新しい芸術・文化の創造を目指して、昭和61年(1986年)7月27日にオープンしました。その後、1999年に3期15年にわたる整備を完了しています。
札幌芸術の森は、〈芸術文化都市さっぽろ〉のシンボルとして、個性ある新しい札幌の文化を育てることを目的に、札幌が誇りとする豊かな大自然と、都市、芸術、文化が調和した環境づくりを目指しています。
四季折々の表情を見せる広大な敷地に国内外の彫刻作品を常設展示する札幌芸術の森野外美術館、札幌芸術の森美術館と工芸館での企画展示事業、音楽・舞台芸術分野の創作・公演事業、工芸(陶芸・染色・織・木工他)、版画等の講習会事業を中心とする主催事業を年間を通じて開催しています。
また、工房や各施設を貸出し、利用者自らの制作や練習、発表の場ともなっています。野外ステージ、アートホールではPMFやバレエセミナーなど将来を担う芸術家育成事業が行われ、海外から講師や参加者が集います。
豊かな自然の中で、観る、体験する、創る活動を通して芸術と出会い、人々と交流することができる場所として、芸術の森は皆様に親しまれています。
「札幌芸術の森」のめざす3つの機能
- (1) 鑑賞・発表機能
- (2) 制作・研修機能
- (3) 情報・交流機能
建設計画
- (1)計画期間:3期15年(昭和59年~平成11年)
- (2)総事業費:約142億円
- (3)計画面積:約40ha
- (4)計画手法:都市公園(特殊公園)として整備
- (5)オープン:昭和61年7月27日
■第1期計画(昭和59年~昭和62年)
[第1期整備内容]
- 札幌芸術の森野外美術館、芸術の森センター、工芸館、ガラス・陶工房、木工房、登り窯、彫刻アトリエ、アトリエハウス(3棟)、ロッジ、アートホールの建設
- 有島武郎旧邸の移築
■第2期計画(昭和63年~平成3年)
[第2期整備内容]
- 野外ステージの建設(平成2年6月オープン)、札幌芸術の森美術館(平成2年9月オープン)、版画工房(平成4年3月オープン)
- 札幌芸術の森野外美術館の拡張
■第3期計画(平成4年~平成11年)
[第3期整備内容]
- 札幌芸術の森野外美術館の拡張(ダニ・カラヴァン「隠された庭への道」平成11年7月オープン)
- クラフト工房の建設(平成10年7月オープン)
- 園内道路の拡幅整備(平成6年6月完成)
- 札幌芸術の森美術館収蔵庫の増築(平成11年3月完成)
- 管理センターの増改築(平成9年2月完成)
- アートホールの増築(平成7年6月完成)
- 工芸館倉庫の増築(平成9年1月完成)
■平成12年以降
- 野外ステージ改修工事(平成16年3月完成)
- 佐藤忠良記念子どもアトリエ建設(平成20年9月オープン)
- ガラス工房閉館(平成26年3月)
開園時間
- 9:45~17:00(6月1日~8月31日は17:30まで)
※札幌芸術の森野外美術館、札幌芸術の森美術館への入館は閉館30分前まで 休園日
- 4月29日~11月3日/無休
11月4日~4月28日/毎週月曜日※月曜が祝日・振替休日の場合はその翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
札幌芸術の森野外美術館は11月4日~4月28日まで冬季休館 - 料金
- 入園無料。ただし、下記施設の利用は有料
-
- 札幌芸術の森野外美術館(夏季は佐藤忠良記念子どもアトリエ入館料含む)
大人700円(団体630円)、65歳以上560円(団体500円)、中学生以下無料
※団体料金:中学生以下を除く20名以上
年間フリーパス1,000円 - 札幌芸術の森美術館/展覧会ごとに変わります(小学生以上有料)
- 駐車場 1車両1回につき 普通車500円、大型車1,200円
- 札幌芸術の森野外美術館(夏季は佐藤忠良記念子どもアトリエ入館料含む)
園内施設
- 駐車場
- 561台収容。
1車両1回につき 普通車500円、大型車1,200円
- 貸施設等
- 各工芸工房及び版画工房の使用についてはクラフト工房(011-592-4122)へ、その他の施設の使用については芸術の森センター管理課(011-592-5111)へお問い合わせください。
アクセス情報
関連リンク
札幌芸術の森は札幌市の指定管理者による管理運営が行われている施設です。
札幌市による指定管理者の選定結果や指定管理評価シートは、札幌市ホームページにてご覧いただけます。
>指定管理者による管理運営が行われている施設(札幌市ホームページ)