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03 本田明二ギャラリー

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北の風土を刻みつづけた男の情熱は、今も遺族によって発信されている

札幌市中央区南15条西13丁目1-34
TEL011-530-3050
http://www.nordvento.co.jp

市電「西線14条電停」下車→徒歩
※駐車場はありませんので、車での来館はご遠慮ください。

開館時間 午前10:00~午後4:00
※入場は閉館30分前まで
休館日 日・月・祝日
年末年始
展示替えなどのための臨時休館日
観覧料 無料

西線14条電停で市電を降り一本東側の小路を入る。コンクリート3階建ての建物に、それだと分からなければ見過ごしてしまいそうな小さな看板が掛かっている。2003年にオープンした『本田明二ギャラリー』は、北海道の風土に根づいた作品を数多く制作し、1989年にこの世を去った彫刻家・本田明二の遺族が運営する私設ギャラリー。このギャラリーは、本田の作品を通して、数多くの方々とともに北海道芸術を育む場としていきたいという遺族の思いから、無料で開放されている。

本田は『けものを背負う男』に代表されるように、素朴ながらも野性味あふれる作品で知られ、野外彫刻も道内各地に設置されている。また、北海道ならではの道産子馬やふくろうなどをモチーフにした作品も多く手掛けている。「もし北海道的というものがあるとすれば、それは意識して出てきたものではない。半年間の雪との闘いの中から自然とにじみでてきたものである」と、生前語っていた本田の息吹は現在この地に根づき、多くの市民や芸術家との交流・協働というかたちで広がりをみせようとしている。

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  1. 01 マント/本田明二
  2. 02 夷酋ノチクサ/本田明二
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