野外美術館の魅力を伝えるために

札幌芸術の森では、普段、庶務や経理・設備維持などを担っている管理課であっても、四季の集客イベントの企画を行います。この謎解き野外美術館は、夏に恒例の『芸森バースデー』向けイベント企画の打合せで初めて発案したものです。管理課事務所の窓から毎日見える広大な野外美術館に今まで来たことがない人でも足を運んでもらえるような企画はないか、と考え始めたのが発端でした。何度か打ち合わせを重ね、謎解きイベントの制作と開催が決定。当初は芸森バースデー向けの1日限定イベントとして走り出しました。

 

 

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タイトルは謎解きイベントであることを伝わりやすくするため、『謎解き』と『脱出』の2単語を組み込み、『謎解き野外美術館 隠された庭からの脱出』となりました。特に『脱出』という単語は謎解きイベントでよく使われている単語です。そこで、タイトルロゴでは、『脱』の『月』の部分を左下に延長したデザインとし、『脱出』という2文字に自然と目が行くように工夫したつもりです。また、この『月』の部分の延長は『脱出して抜け出ていること』も彷彿させるのではないかと思っています。

 

企画を開始したころ、既に開催まで2か月を切っていました。そのため、ストーリーや問題内容が固まるよりも先に、ポスター・チラシの撮影・製作を開始しました。この時点では決まっていたことは、芸森の主な来園者層であるファミリーと、謎解きファンで高い難易度の問題に挑戦したい方々の両方が楽しめるよう、難易度を複数用意する、ということ。そのため、ポスターは、『大人も子供も楽しめる謎解き』ということをイメージして、親子で何かに挑んでいるような写真を撮影して製作しました。

 

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ポスター用写真

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動画撮影用に製作したカメラドリー

 

撮影機材はシリーズを通して、市販の一眼レフカメラ(APS-Cサイズのミラーレスカメラ)。写真も動画もこれ一台、という感じです。立派な機材はありませんでしたが、動画撮影においても、カーテンレールを改造した手作りのカメラドリー(カメラをスライドさせる機材)を用意し、PVでも『手作り感』を感じさせないように極力努力いたしました。

ストーリー・問題制作が進むとともに、『1日イベントとしてはもったいない』ということになり、夏休み期間中の特別イベントとして、およそ1か月の会期を設定することとなりました。

 

 

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