そう、ファントムくんとシャドウさんは忘れてしまっている!光と闇は表裏一体。
どちらか一方だけだと、残った方は認知すらされない。光があるから闇があり、闇があるから光があるのだ。
ファントムくんとシャドウさんの仲裁に入り、そのことを二人に告げるキミ。
二人は黙って聞いている。口火を切ったのはファントムくん。
「そうだな、俺たちは争ってもいつも決着つかなかった。それには理由があったってことだ。」
シャドウさんが続ける、
「どうだい?ファントムくん。私も自分だけの闇の世界は諦めよう。ならば逆に協力しないか?昼の時間は君が、夜の時間が私が、協力してこの隠された庭という世界を見守ろうじゃないか?」
頷く二人。
そして彼らはこの幻想世界『隠された庭』の守護神となった。
end