Ⅰ.シャドウが残した留書
STEP1
ベエの提案通り、《ポートランディア》へ行くと、「《鳥になった日》へ行け」という指示がある。
指示に従い《鳥になった日》へ行くと、
白い破片 赤い輪ゴム
前ならえ 光がさす
の4つのキーワードが掲示してある。
このキーワードを平仮名にすると、変換するためのルールがわかる。
しろいはへん⇒しろい は へん
⇒「しろい」を「へん」に変換できる。
あかいわごむ⇒あかい わ(は) ごむ
⇒「あかい」を「ごむ」に変換できる。
まえならえ⇒まえ なら え
⇒「まえ」を「え」に変換できる。
ひかりがさす⇒ひかり が さす
⇒「ひかり」を「さす」に変換できる。
シャドウが残した留書の2枚目(問題冊子)に書いてある4つの言葉を、これにならって変換すると、
の『しろい』は → の『へん』は → のへんは
『あかい』はね → 『ごむ』はね → ごむはね
いる『まえ』に → いる『え』に → いるえに
『ひかり』んい →『さす』んい → さすんい
となる。
答えⅠ-1
STEP2
《彩霞橙》へ行くと、鳥像が「オヨウハ、オヨウハ。」と言い、女性像が「この子もごあいさつしているわ。夜行性だからね、今起きたところなのよ。」と言っている看板が立っている。
女性像の言葉から、鳥像は「オハヨウ」と言っていることがわかる。
つまり鳥語にはA,B,C,Dという文字順をA,D,B,Cという文字順にするというルールがあることがわかる。このルールにしたがって4つの言葉を変換すると、
ABCD → ADBC
のへんは → のはへん
ごむはね → ごねむは
いるえに → いにるえ
さすんい → さいすん
となる。
答えⅠ-2
STEP3
実は既にメッセージは完成している。
出来た4つの言葉を左下の『さ』から渦巻状に読んでいくと
『さいごのはへんはえんすいにねむる』という文章になる。
つまり最後の破片のありかは円錐。
よって次に行く彫刻は
答えⅠ-3 円錐
※《隠された庭への道》の1つの構成要素
Ⅱ.1~3つめの泉に隠された数字
円錐の中に入ると、暗証番号式の白い小箱があり、暗証番号は《七つの泉》の中に隠されていると記載されている。
円錐を出て《七つの泉》に行き、1~3つめの泉の仕掛けに指示通りに挑戦すると、隠された数字がわかる。
答えは
1つめの泉 1
2つめの泉 2
3つめの泉 3
Ⅲ.4つめの泉に隠された数字
STEP1
4つめの泉の仕掛けに挑戦すると、下図が現れる。
門のイラストの中に太陽(日)がある→『間』という文字を表している。そのため、《間》が次に行く彫刻である。
答えⅢ-1 間
STEP2
《間》は坂の上と下に作品があり、2つで《間》という作品になっている。これらの間の樹には下図のような配置で2つのパネルが置いてある。
この2つのパネルは裏表の関係になっている(《シャフトⅡ》、《若きカフカス人への追幻想譜》にある看板が左右反転していることがヒント)。
また、《シャフトⅡ》、《若きカフカス人への追幻想譜》にあるヒント看板はパネルの文字をデジタル文字に置き換えることを示唆する。
《間》の間にある2つのパネルの文字をデジタルに置き換えると、下図のようになり、①と②に入る数字がわかる。
すなわち、①には下の《間》から見える「S」の反転「2」が、②には上の《間》から見える「Ⅰ」の反転「1」という文字が入ることがわかる。
4つめの泉の数字
①2 ②1
Ⅳ.5つめの泉に隠された数字
STEP1
5つめの泉が示しているイラスト(下図)は《目の城’90》である。
答えⅣ-1 目の城’90
STEP2
《目の城’90》へ向うと、
「問題用紙のマス目には数字が入る。その数字はイラスト(《目の城’90》からみた姿)になっている彫刻に行くとわかる。マス目の数字がすべて埋まれば、2ケタの数字がわかる。」
という内容の看板が立っている。
看板の指示通り、イラストの彫刻へ向かい掲示を問題用紙に写すと、以下のようにマス目が埋まる。
次に?に当てはまる数字を考える。
問題用紙のベエの発言から、《目の城’90》の4つの面は、対面する面同士の数字を足すと7になることがわかるので、?に当てはまるのは以下の〇で囲った数字である。
STEP3
《目の城’90》の看板にはさらに「数字が埋まったら→→の順番で“ウズマキ”の“赤い目”を読め」と書いてある。
“ウズマキ”とは問題Ⅰの答えⅠ-2(マス目が4×4で、かつウズマキ上に読むと文章になる)を示しており、“赤い目”とはサイコロの の目のことである。
これらを当てはめると以下のようになり、順番に読むと「さんに」、つまり32であることがわかる。
5つめの泉の数字 32
Ⅴ.6つめの泉に隠された数字
6つめの泉には『369891に行け』という指示がある。
これは『み(3)ろ(6)く(9) 89-1』という意味。つまり《ミロク’89-Ⅰ》となる。
答えⅤ-1 ミロク’89-Ⅰ
《ミロク’89-Ⅰ》へ行くと「とを両方同時に見えるように作り、赤・緑・青の順番で“足元”を見ろ」という指示がある。
冊子のページ番号を見ると、p4-5 に赤の、p6-7 に青の、p8-9 に緑のがあることがわかる。
このマークを指示のように作るためには、下図のように冊子を折ると良い。
そうすると、冊子下部には《椅子になって休もう》の絵が現れ、赤・緑・青に色が変わっているものがあることがわかる。
《ミロク’89-Ⅰ》は「“足元”を見ろ」と言っているので、《椅子になって休もう》へ向かう。《椅子になって休もう》は21体の黄色の彫刻。
彫刻の足元には1体につき1つの数字のパネルが立っている。問題文の赤・緑・青は前から2番目、20番目、15番目なので、その順番に実際の《椅子になって休もう》の足元の数字を読むと、213となる。
6つめの泉の数字
213
Ⅵ.最後の泉の数字
1~6つめの泉の数字を並べると下図のようになる。
問題冊子に書いてあるように、4~6つめの泉の数字はある法則にのっとっている。
その法則とは、『2つ前の数字のあとに3つ前の数字が並ぶ』というものである。(下図)
7つめの泉の数字
3221
Ⅶ.仮面の破片を見つけろ
問題冊子の指示に従って円錐に戻って白い小箱を開けると、紙(魔法陣)が入っており、「《隠された庭》に行け」という指示がある。
《隠された庭》に行くとさらに「白銀の杖で魔法陣を突け」という内容の指示があり、その通りに白銀の杖(現地にある金属の筒)を魔法陣の上に置くと、杖に仮面の破片が反射して浮き上がってくる。
NORMAL CLEAR!